戻る - 参加 

顧問の練習日記です。

2005/5/29 (Sun) 自分の道
今日は、朝7時30分に自宅を出て小牧インターから高速にのった。こんなことは生れて初めてだが、試合前なのに車を運転しながら、涙がぽろぽろ流れ落ちた。先週もこの道を通って会場入りしたその余韻を引きずっているのでもなく、涙は会場につくまで止まらなかった。この日を6年間（滝の教員になって11年間）、ずーと待ちわびていたからかもしれない。
試合が始まった。梅村のセーブで幕をあけた。先取点は水野のフリースローからのシュート。そして、宇佐美の速攻シュートが決まり2点先行。体中が震える立ち上がりだった。前半は、古川のシュート、哲志の体を作ったカットイン、などで2点差で折り返した。後半に相手に先行されたが、昨日の「ネバーネバーネバーネバーネバーネバーネバーギブアップ」の精神が形として実践された。体を張った守り、退場時でも身震いするような1対1を抜く選手、試合中にもかかわらず、涙がこぼれ落ちそうになった。1時6点差ついた点数もあっという間に2点差。「仲間を信じ、己を信じ」ている思いがひしひしと感じた。

50分戦い抜いてのタイムアップ。試合に負けた悔しさやこれで引退という寂しさで泣き崩れる選手ばかりだった。

「勝つこと」に意味を見出してきた滝の選手達。しかし、今日の試合「だけ」は、たとえ結果は敗戦でも、自分自身を、チームを、誉めてやろうではないか。

試合に出場する機会は少なかった選手達。僕も学生時代は味わった経験。しかし、その経験は、長い人生で必ず生きてくることがあると信じている。

3年間を思い返せば、色々なことが頭の中を駆け巡り、総てを書き尽くすことは出来ない。この3年間で、選手たちは、人間的に大きく成長した。僕の仕事はそのきっかけを与えるに過ぎなくて、選手達は自らの力で成長してきたと思う。

別れは寂しいが、必ず来るものである。これからは、自分の道を、自分自身の力で歩んでいくように。時には仲間の力を借りるときもあるであろう。そのときは、遠慮なく力を借りながら、自分自身にしか歩めない道を自分の力で着実に一歩一歩歩んでいってほしい。その先は、大きな仲間＝社会につながっている。社会に貢献できる道で「自己実現」できるように、祈っています。
2005/5/27 (Fri) 仲間を信じ、己を信じ
「仲間を信じ、己を信じ」新しく制作される部旗に入る言葉だ。この3年間本当に耐えに耐えてきた選手たちにぴったりの言葉だ。苦しいときも歓喜のときもともに滝セブンの仲間で分かち合ってきた。そして何よりも自分と向き合い自分と戦い、ゆるぎない「自分」を確立してきた。今こそ、その言葉どおり、「仲間を信じ、己を信じ」て明日の試合に立ち向かおう。
滝学園の朝の読書の時間は生徒の「読書の時間」にもなるが、教師にも大変ありがたい時間になる。その本の中で出会った言葉。『ネバーネバーネバーネバーギブアップ』英国の数学者で体が不自由ながらも努力を重ねて地域の教育行政官になったオルレアンショー女史の言葉だ。ならば、僕たちは『ネバー、ネバー、ネバー、ネバー、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ』と叫ぼう。7人のコートに立つ仲間一人一人はけっしてあきらめない。ベンチも応援も決してあきらめない。例え点差が離されようとも最後の試合終了のホイッスルがなるまではあきらめない。そしてその「ネバり」で奇跡の大勝利をもぎ取ろう。

最後に、部旗を制作していただいた6代目のご父兄に、この場を借りて、心よりお礼申し上げます。皆さんの意思を胸に力の限りつくすことを誓います。
2005/5/26 (Thu) 戦うのは「自分自身」だ
木曜日で定例の会議がある日である。大切な試合、そして何よりも選手と残された時間も限られているのなかで、会議中も時計をちらちらと見てしまった。何とか、1時間はグランドで選手のプレーを見ることができた。
　実戦的な試合形式の練習では、選手の「勝ちたい」という思いが随所にプレーに現れれていた。反面で、味方の選手に対してもその勝ちたい感情をそのままにぶつけてしまう場面も見られた。グランドは戦場で、魂と魂がぶつかり合う。僕も現役時代は試合中に相手の選手や味方の選手に感情をぶつけてしまった経験がなくはない。あるときには審判に食って掛かる人もいる。しかし、それは自分の弱さの現われだ。強い人間は自分自身をぐっと自制する。試合も同じだ。研究は必要だが、相手の出方ばかりうかがってあれもこれもとやっていると結局自分を見失ってしまう。相手の「評判」に惑わされると試合前から相手に点数をやっているのと同じことになってしまう。
　孔子の言葉に「君子は和して同せず、小人は同して和せず」がある。強い人間は強い個を持っており、チームメイトの感情をも汲み取り、チームの「和」を実現させていくであろう。しかし弱い人間は、自分の感情のみに走り、ただ同調するだけになってしまう。
　前に進めば進むほど、いろいろな壁が立ちはだかる。それを越えるのは結局は自分自身だ。熱い闘志を心に互いに手を携えて壁に挑もう。その戦いは「自分自身」だ。
2005/5/25 (Wed) すばらしい集中力
準々決勝まであと3日。今日の実戦練習では、鬼気迫る集中力で一気に引き離し理想的な試合展開をすることができた。この時期、一つ一つのプレーが試合に直結している。練習で起きた失敗は、公式戦でも起こす可能性があるし、練習でできなかったプレーを試合ですることは非常に難しいことだ。今日のようなプレーができれば、本当に「奇跡」はおきるであろう。2年生の踏ん張りが3年生を駆り立てる。チームは非常に歯車がかみ合っている。あと2日、まだまだ進化する力を持っている。自分を信じよう。
2005/5/24 (Tue) 今こそ自分を信じろ
ベスト8入りから数日たち、定期考査もあけ、今日から練習を再開した。下馬評では、岡崎城西が愛知と決勝を戦う、といわれている。しかし、戦いはやってみないとわからないものである。最初から点数をもらって始まる試合はない。どんな力の差のあるチーム同士の戦いでもはじめは０−０からである。「既定路線」に牙をむけ。世間の風評に自分を見失うな。こういうときこそ自分たちの力を信じることが大切だ。練習時間もまだ3日もある。尾張のチームの先生や選手もたくさんに応援に来てくれるであろう。僕たちは最後の最後まであきらめずに戦う義務があるのである。
2005/5/21 (Sat) ベスト8進出
ついにやった。強豪ひしめく愛知県で初のベスト8進出を達成した。雑草狩りから始めて早6年。長い年月だった。1年1年真剣勝負だった。その先輩達の積み上げがあったからこその今日の結果だった。素晴らしい選手素晴らしい生徒に恵まれて本当に幸せだと思う。そして色々な方から祝福の声をかけていただいた。ＯＢもはるばる岡崎まで足を運んでくれた。涙が出る程嬉しかった。涙腺の弱い教師で選手達には迷惑を掛けているかもしれないが、全力を尽くす美徳を教えていただいた人生の先輩方、ハンドボールをこよなく愛する皆さんに本当に感謝している。
感謝の気持ちを次に形で表すには、準々決勝で選手達が「最高の試合」といえる試合を作ることだと思う。選手達は、愛知、岡崎城西、旭丘、春日井南と聞いてもたじろがない強い心をもっている。相手は関係ない。僕達は僕達のなすべきことをするだけだ。来週、最高の試合をしよう。「人事を尽くして天命を待つ」ではない。天命をもぎ取るのだ。Do　Our　Bestではない。ベストを超えるのだ。
2005/5/20 (Fri) 目標まであと少し。
いよいよ、明日県大会が開幕する。滝ハンドボール部はじまって以来の「ベスト8入り」に挑戦する。ベスト8に価値を見出せない、という声もあるだろう。しかし、何もないところから先輩Obや選手たちが切り開き、チーム結成当初からの目標であるベスト8には、何物にも変えがたい尊い価値があると僕は思う。もちろん、その上を目指さないというわけでは決してない。貪欲に貪欲に頂点を目指していく。しかし、そこに到達するためには明日勝たなければならないのである。その意味で明日は18年間17年間生きてきた全てのエネルギーを2試合分に注ぎ込んでほしい。練習の最後にいった指導者・チーム・そして何より自分自身を信じて１２分に力を発揮しよう。
2005/5/19 (Thu) ふんばりどころ
定期考査2日目。勉強の影響か、選手たちに疲労感がにじみ出ている。ゲーム形式の練習でも、よい結果ばかりではなくなってきた。しかし、勝負の世界は結果が全て。言い訳も何も通用しない厳しい世界だ。ここは最後の踏ん張りどころであろう。「100里行くものは90を半ばとせよ。」残り10を切ったかもしれないが、ここから3年間の集大成、日々の勉強、ハンドボール、もう一度自分の力の限界に挑戦しよう。甘えはいらない。
2005/5/18 (Wed) 日に日にせまる。
　今日から定期テストが始まった。特別練習中の合間にも参考書やノートを広げ勉強している様子を見ると本当に一生懸命な様子がひしひしと伝わってくる。練習のみならず日常生活においても一生懸命やればきっと勝利の女神も微笑んでくれるであろう。
　目的の日が近づくにつれ、精神的にもプレッシャーがのしかかる。僕も大学の現役時代、何度も経験した思いだ。絶対に負けられない入れ替え戦の前などは、夜も寝られない緊張感にさいなまれたこともあった。たまたま、朝の読書の時間に読んでいる本の中に「全力で戦おうとしない者に勝利は微笑まない。・・優勝は勇気ある者のみが手にするんだ」という言葉に出会った。まさにそのとおりだと思った。それは、自分に対して逃げない強い勇気である。勇気を持って残りの時間を生きよう。
2005/5/17 (Tue) 一つ一つ
明日から全学年定期考査が始まるため、今日は午前中授業で、午後から1時間のみ特別練習を行った。試合中心の練習であるが、県大会に出場する歴代のチームは、この1週間の集中力は鬼気迫るものがあり、確実にレベルアップしていく。2年前は、尾張予選を4位通過と厳しいくじ運にも負けず、この特別練習で力を蓄え、春日井南高校にあと一歩のところまで追い詰めるチームになったこともあった。全てのプレーを真剣にしていけば、短時間でも必ず「進歩」していく。１つ１つ、真剣に。あと3日。まだまだのびるぞ。
2005/5/16 (Mon) 自分だけしか歩めない道
あと一週間。3年生にとっては、受験勉強も定期テストの勉強もある過酷な一週間だ。時間はいくらあっても足りない。自分自身の高校生活を振り返ってみてもこれほど過酷な時間はなかったであろう。しかし、10人の選ばれし選手、12名の2年生にとってこの道は天から与えられた尊い道である。1分1秒を惜しみ、力の限りを尽くして自分の道を突き進んでいこう。自分だけにしか歩めない大切な道である。
2005/5/10 (Tue) 仕上がり上々
今日の練習で定期考査前の練習が終わった。明日から考査発表で練習はできなくなる。残すは考査中の特別練習のみとなった。今日の練習では、１年生がコートを整備し、気持ちよく練習をスタートできた。ゲーム形式の練習では２年生も意地を見せていた。けが人も順調に回復し、非常によい状態で県大会を迎えられそうだ。１１日の組合せも待ち遠しいところだ。とにかく、スタミナの維持、怪我の回復、勉強の３本柱を軸にこのテスト週間を乗り切っていこう。ラストの大会、この日のために３年間耐えてきた大会、持てる力の全てを注ぎ込める準備を。
2005/5/9 (Mon) ラストスパート
テスト発表まであと2日。すなわち3学年そろって練習できるのもあと１日となった。練習メニューも最終チェック段階に来た。立ち上がりのプレッシャー、点数による追い込み、退場など有利な条件、不利な条件、ありとあらゆる場面を想定し、プレッシャーをも力に変えられる練習をしていこう。選手の表情も非常に自然体だ。目標達成にむけて、ただひたすらやるべきことをしているからであろう。チームのムードは非常によい。下級生は、3年生最後の大会を心地よく迎えられるよう最大限の努力をしてほしい。
2005/5/4 (Wed) 収穫と課題
３連休の中日。今日は本校の体育館が空いていたため、体育館で練習を行った。レギュラーメンバーの怪我もあり、チームの状況は苦しいがそのなかで成長著しいプレイヤーもいる。新たなチームリーダー的存在でチームの要となっている。チームのピンチは別の視点から捉えればチャンスとなる良い例だ。一方2年生には課題が浮き彫りとなる1日であった。プレーもそうだがプレー以外のところでの課題が多く見つかった。2年生になっても「謙虚さ」を忘れてはならぬ。「ピンチはチャンス」と同様に物事は表と裏があることを忘れないで欲しい。体が疲れているときこそ実はやるべきことは多いものだ。自分で率先して動ける人間になって欲しい。ハンドボールにも必ず生きてくるであろう。
2005/5/3 (Tue) ゴールデンウィークも当然練習
３連休になった。世間ではゴールデンウィークで行楽に出掛ける友人や受験勉強をはじめる受験生もいることだろう。しかし、われわれには「県大会」という大きな目標がある。世の中には情報があふれ多様なものを体感できる環境がある。しかし、1つのことに集中し己を律するストイックな生活の中にも「新しい発見」はあると思う。限られた時間を有効に使い、目標達成まで邁進しよう。「自律＝己を律する」この３連休のキーワードである。
2005/5/2 (Mon) 自分と戦う
ゴールデンウィークのなかの出校日。勉強に身が入らない生徒も多いと思うが、ハンド部の生徒はメリハリをつけて授業に部活に積極的に参加してほしい。１年生は大会後初の練習となったが、１ヶ月間の練習の成果を出せなかったものもいた。ハンドボールはチームスポーツであり、「自分ぐらいは」という甘えた考え方は通用しない。自分という存在をチームに役立つ存在になるよう自分を高めていってほしい。第４グランドではハンドボールの技術を学ぶのではない。ハンドボールを通じて、「自分」を知るのである。そしてグランドで学んだものを人生に活かしてほしい。自分で選んだこのクラブを最後までやり遂げる人間になってほしい。
2005/4/29 (Fri) 優勝の上を目指して
今日の試合、怪我による選手起用で頭を悩ませたが、選手を信じ見事に総体2年連続優勝を果たすことが出来た。今日ほど「信じること」の強さを実感したことはなかった。3年生の踏ん張りに優勝の瞬間には身震いがした。選手のみんなに感謝したい。しかし、まだ先をみよう。3週間後には僕達が本当に目指している県大会が控えている。正真正銘のラストチャンスだ。「ベスト8」チーム結成当事に掲げた目標。万全の体制で望めれるよう気持ちを切り替え先をめざそう。
2005/4/27 (Wed) 毎日が試合
決勝まであと２日に迫った。新しい取り組みなどもさまになってきた。いいムードで決勝を迎えれそうな予感である。しかし、自チームどおしの練習と本番の試合では、相手の動きや思いが違う。同チーム内ではファールを取らないケースでも、いざ試合になると、相手選手のすばやいチェックが待っているかもしれない。自チームがマンツーマンをかけた後止まるケースでも相手チームだとその後にプレーを継続してくることも想定される。味方チームどおしの怪我をさせないプレーは大切だが、頭の中のイメージではもっとハードなもっと激しい「公式戦の決勝」を想定して練習をしてほしい。練習のための練習はいらない。僕たちは試合に勝つために練習しているのである。
2005/4/26 (Tue) 決勝に備えて
準決勝まで勝ちあがり、いよいよ決勝の時がせまってきた。「尾張優勝」は僕たちの到達すべき一つの大きな目標である。この日のために、苦しい練習に耐えてきた。僕たちの中で、尾張の大会は決して「予選」でもなければ順位づけでもない。「優勝」を手に入れるまでは、できる限りの努力を惜しみなくしていきたい。泣いても笑っても僕たちを育ててくれた「尾張の大会」はあと１試合。いろんな思いを込めて優勝カップを手に入れよう。
2005/4/24 (Sun) 優勝まで
滝30（15−4，15−3）７五条
前後半とも危なげない戦いであった。ディフェンスが安定していた。
滝16（7−6，9−6）12木曽川
厳しい戦いであった。しかし、本当に良く耐えたと思う。2年生の要所での活躍もチームを救った。主将が主将らしい働きをした。この一勝は、人生において勝ちある勝利となろう。
とにかく、あと１つである。いろんな思いを1つにして栄冠を勝ち取ろう。まだ、手綱を緩めてはならない。
2005/4/23 (Sat) １つ１つを大切に
２回戦　滝27(14−1，13−1)2誠信

結果よりも内容が問われる試合。大量得点時によくあるケースだが、ノーマークシュートミスがある。前半の失点も防げたかも知れないプレーであった。数字に表れないミスもある。1試合1試合を大切にするとともに1つのプレーも大切にしていきたい。優勝まで気を抜かず集中して戦い抜こう。その上を目指すためにも。
2005/4/22 (Fri) 開幕前夜
いよいよインターハイ予選前日となった。冬から春にかけて、精一杯の練習をしてきたと思う。とにかく、自分たちの取り組んできた全てを出すだけだ。今日の選手たちの表情を見る限り不安要素はない。これほど自信に満ちたチームは監督としても誇らしい。油断、過信、おごらぬように謙虚に1試合1試合を大切に戦っていこう。
2005/4/16 (Sat) ラスト1週間！
今日からちょうど1週間後にインターハイ予選が始まる。選手の表情に硬さはなく、けが人も復帰し、いい形で大会に入っていけそうだ。来週の天候も頭に入れながら、ベストな状態に持っていくコンディショニングも考えながら、来週を過ごしてほしい。遠足やＰＴＡ総会などもあることも忘れないように。慢心はいけない、緊張しすぎもいけない、心を中庸に保ち、1日1日を大切に過ごそう。
2005/4/15 (Fri) 心の整頓
われわれのチームの目標は「勝つこと」だ。思い出を作るためでも、受験勉強のストレスを発散させるためでも、友達を作るためでもない。勝利を目指すこと、それは相手に勝つことと同時に「己に克つ」ことである。その原点に立ったとき自然と答えが見えてくるものがある。現在の世の中にはお金で買えるものであふれ、楽しいことがあふれ、境界線があやふやになっている。そうした時代だからこそ「けじめ」をつけることが必要である。最後の大きな大会の前に今一度「心の整理」を行おう。「勝つこと」心の内面からの真の喜びを体感できる。マラソンで例えれば、3年生は40キロをこえたあたりである。ゴールのゲートをくぐりぬけた爽快感、充実感は完走したものにしか味わえない。
2005/4/14 (Thu) 課題、課題
木曜日、会議もあり、生徒の安全教育もあり、なかなかグランドで指導できる時間がない。そのなかで、22名の新入部員は数名の休みはいるものの初心者らしく元気にはつらつと練習している。40名近くの部員がグランドの中に外にいると活気があり、グランド内で練習する選手にも「見られている」という緊張感を作り出しいい効果があるように思う。練習時間の終わりにチェックも含め紅白戦を行った。実戦形式の練習では、課題が浮き彫りとなる。上を上を目指すチームとしては、この課題を１つ１つ克服していかなければならない。あと9日。1日1日、本当に大切になってくる。時間は長いようで短い。瞬間瞬間を大切にしよう。
2005/4/13 (Wed) 新風
今日は、高1生のクラブ仮登録の日。中3からの登録が11名あったが、何人来るか不安であった。ふたを開けてみると22名の新しい仲間が増えた。本当に喜ばしい限りである。来週本登録になっているが、このまま全員が登録し、3年生の最後までやり遂げてくれることを期待する。技術的には当然素人であるので、まだまだこれからの新人であるが、早速、よい影響を与えてくれている。高2生への自覚だ。今日もきびきびと1年生の指導にあたる自主的な姿が見られた。この1年間の人間的成長に感心した。1年前は指導を受ける立場であったが、今やなくてはならない存在に成長している。1年後はみんなこれほど成長できれば、顧問としてこれほどうれしいことはない。滝学園の中でもこれだけの大所帯のチームは少なく、創部当初からしてみれば夢のような現在の状況だ。レギュラー陣は、多くの声援を受け、44名のチームを代表するセブンである自覚を深め、総体に向かってほしい。新風を「愛知県大会」にも吹き込もう。滝という「風」を。
2005/4/11 (Mon) 自信
天気予報は雨の予定であったが、何とか天気が持ち午後から練習することができた。何か１日得した感じであった。練習は高１生のオリエンテーションの関係で４時過ぎにしかグランドに行くことは出来なかったが、新顔が４名練習見学にきていた。すでに１１名が活動に参加しており、合計すれば１５名となる。新しい風を吹き込んでチームのムードを盛り上げて欲しい。土曜日の練習試合のあとを引きずることなく、良いムードで練習できていた。思い返せば、大会前の練習試合で手痛い敗戦を何度も乗り越えてきたチームであった（前日に紅白戦でＢチームに負けたこともあった）。自信を持とう。イチローも７割は失敗に終わっている。前向きな姿勢はこのチームの「自信」でもある。
2005/4/10 (Sun) まだまだこれから
９日に横須賀高校の大練習会に参加した。県外の東海大会出場チームや県大会常連校とも対戦できた。結果は、厳しいものであった。春休み、ほぼ毎日練習に取り組んできただけに選手やそして僕自身も落胆を隠せなかった。しかし、まだ、これからである。今こそ「自分を信じろ」という言葉が重みを持つときは無い。尾張の予選を目前に控え、「油断大敵」を告げられたのかもしれない。創部以来の滝ハンドの伝統「チャレンジャー精神」を今こそ思い起こし、予選からきっちりと自分達のハンドボールをしていくしかない。勝つためには勝つための心の準備が必要だ、勝つ準備が出来ていないチームに勝利はこない、ことはこの春休みを通じて選手達に伝えてきた。宿題テストのさなか、まずは「勝つための準備」は心を整理することだ。目の前のやるべきことをしっかりやり、月曜日からの練習に備えよう。日々、受身ではなく、自らが主体的に動き出すように。
2005/4/6 (Wed) 日常がはじまる
高校入学式があった。昨日まで一緒に練習していた「元中３生」も今日は、高校生らしく式に参加していた。早く生活になれ、クラブと勉学の両立を図ってほしい。長かった春休みもとうとう終わりを迎える。明日からは在校生も始業式がある。年度始めの忙しい時期ではあるが、また、生徒にとっては新環境になれない時期ではあるが、大会の日程に変更はない。この春休み、いろいろなものに対して「準備」の大切さを説いてきたつもりだ。練習の準備は当然、勝利にも「準備」があると。自己分析のその一貫として行ってきた。それを実行に移すまさにその時だ。日常の中で自分自身を磨いていこう。まずは宿題テストで自己ベストを目指そう。
2005/4/5 (Tue) 人から人へ
中学入学式が行われた今日は、午前中からグランドで練習を行った。滝中ハンド部も2年目を向かえ、今日式に出ている1年生からも将来滝ハンドの仲間が増えると思うとうきうきした気持ちになる。春は出会いの季節である。しかし、入ってくるものがいれば、いずれは現役3年生も終わりを迎えるのも事実である。次のインターハイ予選・県大会が最後の大会となる。我が校は中高一貫校という特色ある学校であり、3学年が（近い将来は6学年）が、同じグランドで顔をあわせて練習することができる。公立の学校では、もし、県大会に出場できなかった場合、わずか数週間で3年生と1年生はお別れをしなければならない。人間は、よかれわるかれ人からの影響をうけて成長をしていく。3年生は、新1年生によい影響を与えていくことができるだろうか。よい結果を残すこと、これが何よりの「よい影響」であろう。しかし、その結果を出すためのひたむきな姿勢、努力も忘れてはならない。言葉だけでなく真の意味での「チーム一丸」となれるようひたむきに練習しよう。
2005/4/4 (Mon) グランドから
長いようで短かった春休みが事実上終了した。今日からは外（練習試合）へでかける回数も限られてくる。ハンドボール部が産声をあげたこのグランドで大会までの間、最終調整を行い決戦に備える。新学年のクラス発表が今日あり、選手のみんなも学年が上がったことを自覚していることと思う。ゴールまで本当にあと少しだ。あと2日間は更なる技術向上とともに学校生活を最高の形ではじめる準備期間と捉えてほしい。どの学校もまもなく始業式。日常が戻ってくる。メリハリのある生活を送り、ハンドボールにおいても学習面においてもシナジー効果（相乗効果）で進歩していこう。
2005/4/1 (Fri) 休日
今日から4月。新学期がスタートする。個人情報保護法が施行され、当ホームページも実名を控えたいと思う。なにぶんご了承願いたい。さて、新学年がスタートした今日は、久しぶりの休日となった。連日の練習で選手の疲れもピークに達していると思う。しっかりリフレッシュして新たな1年を迎えてもらいたい。練習の成果も着実に出ていると思う。また、明日からがんばろう。
2005/3/24 (Thu) 辛抱
今日は新入生出校日のため、特別授業は休み。教員は午前中は、勤務のため午後から練習試合にでかけた。主将の怪我いらいの練習ゲームであったが、結果は惨憺たるものであった。どこかで歯車が狂ってしまったのか、Ｂチームで同様の自滅が続き、チームとしては非常に厳しい状態が続いている。とにかく、前に進むしかない。そして、気持ちの上では練習試合であっても常に「真剣」勝負を挑まなければならない。今日のプレーは「竹刀」か「木刀」の殴り合いのような気がした。インターハイ予選は「負けたら引退」のがけっぷちの戦いとなる。自滅しないためにも、今日から「真剣」をもって戦ってほしい。
2005/3/23 (Wed) 1ヶ月前
23日。開幕まで1ヶ月となった。これからの1ヶ月、練習試合で思うような結果が出なかったり、満足いく練習ができなかったり、まだまだいくつかの波が訪れるだろう。よい波もあれば悪い波もある。雨の日があれば晴天の日もある。とにかく、われわれの目標を見失わず、1日1日を大切に過ごすことだ。今日も昨日に引き続き雨が降った。グランドは使えず、2日間、練習もままならなかった。補習のない他校は今頃体育館で練習しているところもあるであろう。しかし、あせらない。自分たちの課題を１つ１つクリアしていくことだ。ゆるぎない不動の心を育て、最後に大輪の花をさかせよう。自分たちの道を歩んでいこう。
2005/3/21 (Mon) 苦しさをばねに
土日と愛知県協会主催の練習会で、春日井南高校にいった。他地区のチームと数多く練習試合が組んであったが、最初の試合で怪我人がでたため残りの試合は非常に厳しい戦いとなった。全ての試合が接戦となり、苦い経験をした。今日は、中3生も練習に参加し、３学年ともに同じメニューをおこなった。中３生の動きはまだまだ不慣れなところもあり、本来高校生がそのミスをつかねばならぬケースが多いにもかかわらず、練習でももがいているようであった。しかし、この苦しさは必ずや報われる苦しさだと思う。自分たちで苦悩し考え、一皮向けるチャンスだ。練習試合とはいえ、春休みに行ってきた練習の成果が出せず敗戦したことは、顧問の僕にとっても苦しい。選手も監督も我慢のしどころ。しっかりと自分をチームを見つめなおし、これを機にチームを成長させたい。春休みは練習試合の機会も多く、一つの試合で落ち込んでいる暇はないのかもしれない。しかし、あえて敗戦から何かを学び次につなげられるチームにしていきたい。
2005/3/17 (Thu) よいくせ、わるいくせ
今日は中学の卒業式が行われた。中高一貫校のため、それほどの変化はないが、ひとつの「節目」ではある。すでに12名（実活動は11名）が登録し、高校入学を控える。新たに公立中学から滝高校に入学する仲間と交わり、新生活をスタートさせる。多くの部員に入部してほしいと願う。人間にはよいくせ、悪いくせがある。無意識で行ってしまう動作である。ことハンドボールにおいては、悪いくせはなおさなければならない。しかし、十数年の月日をかけて出来上がったものを直すには時間を要する。だが、意識しなければかわらない。意識下において、自分の行動（フォームなど）を省み、意識下において実際に動作し、それを反復することであらたなものを作り上げていってほしい。思いがあれば人間は変われる。個性を消すのではない、悪いくせを直し、優れた武器にしよう。
2005/3/16 (Wed) 基本の理解
暖かい晴天のなかで練習を行った。最初のアップで汗がじわりと出るほど体は動かしやすい気候であった。選手たちの体にも切れがあったように思う。中3生は学校行事の関係で練習に参加できず、久しぶりに高校生のみの練習であった。11名の部員がいないと人数が少なくなったように感じるが、人数を補う明るいムードの中で練習できたと思う。昨日に引き続きシュートの打ち込みを中心に、セットアウトオブナンバーの攻め方、速攻の確認を行った。シュート練習では、個々の選手の腕の振りが非常によくなった。シュートの幅を広げられる選手も増えた。セットの攻撃では、攻め方の基本を教え、それをトレーニングした。シュートにしてもセットにしても�‘�の中の理論の整理をし、�△修譴鯣辛�練習、することで自分の力となっていく。�，隆靄椶鰺�解していない状況で反復練習しても、よほどの運動能力がある選手は別だが一般的な選手にとっては多くの時間を要してしまう。しっかりと基本を頭の中で理解しよう。
2005/3/15 (Tue) まもなく開花？
生徒家庭学習日で、午前中から練習できた。中3生は明日から卒業式予行、卒業式と行事があるが、高校生はあと2日間、しっかり練習することができる。今日は練習時間の3分の2をシュート練習にあてた。これまでこの時期は、実戦練習を中心に練習をしてきたが、今年はあえてこの時期にシュートの打ち込みを行っている。それほどシュートフォーム（パスフォームも）の重要性だと考えている。中3生、高1生だけでなく、レギュラーメンバーも日に日に上達していく。桜前線ともにシュートのつぼみが花開いていってほしい。武器を増やして決戦にのぞもう。
2005/3/14 (Mon) 己を知り、敵を知る。
己を知ることは、難しい。同じように、敵を知ることも重要だ。理論・システム・約束事。相手を「駒」として考えた場合に成り立つものもある。それを学ぶことも勝つためには必要不可欠だ。しかし、相手選手も人間であり、癖があり、個性があり、技術の差がある。それに対応することも大切なことである。賢いプレーヤーになるためには、洞察力と観察力を活かした判断力が必要になる。研ぎ澄ました力で勝利をもぎ取れ。
2005/3/12 (Sat) ONE FOR ALL ALL FOR ONE
先日ＮＨＫのプロジェクトＸで伏見工業ラグビー部の山口良治さんの番組を見た。みんなの世代は知らない人が多いと思うが、かつて「スクールウォーズ」というドラマにもなった有名な話だ。京都一の荒れた学校を建て直しわずか6年で全国優勝をなしとげた。山口先生の座右の銘は「信は力なり」。そしてラグビーの精神に「ＯＮＥ　ＦＯＲ　ＡＬＬ　ＡＬＬ　ＦＯＲ　ＯＮＥ（一人はみんなのために　みんなはひとりのために）」があった。今日の練習では、あろうことかレギュラーの2年生が遅刻をしてきた。インターハイ予選まであと数日というところでだ。これまでのチームは今年のチームほど結果に恵まれなかったが、最上級生が遅刻をしてくることはなかった。キーパーの練習の際に他のプレーヤーが集中力を欠く場面が見られた。これまでのチームは全てが必死だった。それだけに自分自身のふがいなさを痛感した。勝負の世界は厳しく、勝つことが全てである。しかし、矛盾するかもしれないが、勝てばいいわけではない。勝つための準備、勝つための心の受け皿を作らなければならない。また、そのようなチームが勝つこと（目標を達成すること）はない。一人の行動はチーム全体によい意味でも悪い意味でも影響を与える。一人一人がチームのことを考えて行動するように自覚してほしい。そして、時にチームメイトが困っていたら、みんなで穴埋めをしてやる。主将が責任を重く受け止めているのならば、最上級生が共有し負担を軽くする。ラグビーの精神としてではなく、われわれの精神としてもおぼえておきたい。「一人はみんなのために　みんなは一人のために」
2005/3/11 (Fri) 座学
昨日の夜から雨が降ったり止んだり。グランドは回復せず、高1・中3も学年行事があったため今日は教室で高2を対象に「座学」を行った。テーマは「自己分析」。本校は世間的には進学校といわれているが、大学に関する情報は過多に得ているものの「自分」についてはあまり知らない生徒も少なくない。有名大学に入ることが「目的化」し、その先（大学卒業後）にある自分の進路についてはあまり吟味していないこともある。勝負の世界においては、己を知ることは、勝つための大変重要な要素である。ハンドボール部の生徒にも現段階においては、まだ自分について漠然としかつかんでいない選手もいた。これからインターハイ予選に向けて、技術的・体力的な向上はもとより自分をしっかりと見定め、心を整理して「心・技・体」のバランスの取れたチームとしていきたい。雨で十分な練習できない日には、自分を見つめる時間として有効に使ってもらいたい。
2005/3/10 (Thu) 目標設定→実行
季節の変わり目で体調を崩しやすい季節となった。今日は１年生１名が練習を休んだ。風邪を引くなということは無理がある。しかし、ひかないように努力することはできる。自分の体調を自分でコントロールし、何をすべきかを考えることである。例えば、今日は練習途中で雨が降った。雨が降ってそのままにしておけば、風邪を引く可能性がある。朝から天気予報を見て、「今日は雨が降る」と分かっていれば、タオルを持ってくる。また、暖かくなって汗をかきやすくなったら、Ｔシャツを１枚余分に持ってくる、など。自分の行動をあらかじめ予測し、一歩先の準備をしておくことが必要である。実は、「県大会ベスト８以上」という目標を達成することは、そのような事前準備をこつこつと積み上げていくことである。成功には、必ず「準備」が必要である。優勝を目指していないチームが優勝をすることは絶対にない。その目標のため、一寸先に「光」がよめるような選手になろう。
2005/3/9 (Wed) できなかったことをできるようにする
昨日に引き続き晴天に恵まれ、心地よく練習することができた。今日は最後の６対６の練習で中３生の好プレーが見られた。１日を象徴するよいプレーであった。練習の始まる前には、できなかったこと。それが練習の終わりにはできるようになった。練習とは、そのことの積み重ねであると思う。一歩一歩の進歩が最終的な目標達成につながる。些細なことでもよい。選手は、自分のプレーで「これができるようになった」と言葉で表現できるものを１つ１つ見つけるように努めよう。漠然としたものではなく、具体的なことであること。
2005/3/8 (Tue) さあ、インターハイ
第5回定期考査があけて、いざインターハイ予選までチームを作り上げていく時期になった。今日はスタートを切るのにふさわしい好天に恵まれた。チームの方針を1つにし、これから一日一日を大切に過ごしていこう。日々具体的に動いていこう。
2005/2/22 (Tue) 充電期間、やるべきことをやる。
今日で定期考査前最後の練習となった。最後の練習をグランドで指導したかったがあいにくの会議のため、選手のみんなとは２週間あえなくなる。今日も進学先が決まったＯＢも駆けつけてくれて指導をしてくれた。充実した練習をして、よいムードで試験週間に入ってくれたと思う。選手のみんなは２週間ハンドボールから遠ざかるが、やるべきことは山とある。まずは全力で勉強をすることだ。自分を高めるという点ではハンドも勉強もかわりない。そして、けが人などはこの２週間を使ってしっかり自分の体の手入れをしてほしい。この２週間、しっかりと充電し、来るべき最後の決戦に備えよう。高く跳ぶためにはひざをしっかり曲げることが必要である。
2005/2/21 (Mon) わずかな時間でも
まもなくテスト発表で練習ができなくなる。練習も明日までだ。月曜日は、4時25分まで授業があるため、5時ごろからしか練習ができない。日が伸びたおかげでわずか30分だが練習を行なうことができた。週末の練習を反省し、今日はシュートの打ち込みのみ行った。全体的に寒い中でも腕の振りは良くなった。バックプレーヤー（45度、センター）のシュート力向上が課題である。明日一日となったが、日々の積み重ねが大きな力となることを信じ、ひたむきに練習しよう。
2005/2/18 (Fri) 雨の間で
ハンドボール部の顧問になってから、天気予報が非常に気になるようになった。新聞朝刊・夕刊は当然、授業時間の合間を縫ってインターネットで定点天気予報もチェックしている。大会前で練習したいと思っていても雨は降るし、朝から晴れていても雲行きが怪しくなり、突然グランド使えなくなることもある。つくづく、人間には及ばない自然の力を感じるようになった。もちろん、練習したくてたまらないが、そんなときは自然への畏敬を感じることも大切だと思うようになった。そして、昨日の練習はまさに週間天気予報の雨の間のつかの間の晴れ間で実施することができた。ボールを持てる幸せをかみ締めて練習をしてほしい。そして、雨天練習の際には、自然への畏敬を感じ、自分自身を追い込むチャンスと捉え練習に励んでほしい。週末の天気は怪しそうだ。
2005/2/16 (Wed) 心を鍛えるトレーニング。
朝から雨が降ったが、午後には止み、校内のランニングコースで外周10週のトレーニングを行った。1周４〜５００ｍのコースを１０周だから、運動をしていない人にとっては厳しい距離かも知れない。チームで列を組んで走るクラブもあるが、ハンドボールはタイムトライアルで互いに競う方法でトレーニングを行っている。チームメイト同士の戦いもあり、そして、くじけそうな自分との戦いもある。後ろからハアハアと聞こえる息づかい、ぴたぴとと忍び寄る足音、僕も大学時代のトレーニング、中京テレビ前の上り坂でいやというほど経験したが、そのときの経験がハンドボールの接戦やその後のプレッシャーに耐えうる精神力につながっていると思う。長中距離走は脚力や心肺機能を強化するトレーニングであるが、大切なのは絶対に負けないという精神力の強化にある。強い魂をつくり、ハンドボールに活かせ。マラソン（長距離走）は人生の縮図である。そして、ハンドボールは人生そのものである。
2005/2/15 (Tue) 油断大敵
シュート練習にチーム別制を導入し、互いに競わせた練習法を取り入れた。5回行い、3回はＢチームの勝利に終わった。この結果は、練習ムードをみれば明らかに分かることだった。Ａチームは優勝した「慢心」「気の緩み」があった。声出しの音量は圧倒的にＢチームが勝っていた。勝利を呼ぶ込むには、それを受ける心の「受け皿」がないといけない。今のレギュラー陣はその受け皿がいっぱいで、何も入らない状態だった。一方のレギュラーを虎視眈々と狙うＢチームは、勝利を呼び込む受け皿がまっさらで注げば注ぐだけ入っていく状態だった。その差が今日の結果に現れていたと思う。僕たちはまだチーム結成当初の目標を達成したわけではない。その目標達成までには、まだまだ色々なものを吸収していかなければならない。社会のマナーやルールを守ることもその1つだ。目標達成のため、学校や父兄、社会から模範とされる人間に成長していこう。
2005/2/14 (Mon) インターハイ予選に向けて始動
ウインターカップも最高の形で終え、今日からインターハイ予選に向けての練習を再開した。この大会は3年生にとって最後の戦いとなり、「負けたら引退」の背水の陣の大会となる。インターハイ予選優勝は新人戦とは違う重さがあるし1位通過で県大会を迎えることはベスト8への道へわずかだが近づくことになる。今日の練習初めのミーティングでも話したが、3年生は全身全霊でハンドボールに集中した2ヶ月を過ごし、自分を磨き続けてほしい。また1年生や中3生は、先輩たちが抜けた後の自分たちの世代に入る準備段階の期間に入った。これまでの甘えは通用しないかもしれない。先輩への恩返しは何より、強くなることだ。4月の総体予選まで、残された時間は多いようで少ない。1日1日を大切に過ごそう。
2005/2/13 (Sun) 2連覇達成
11日12日に行われたウインターカップ（一宮・尾西地区ハンドボール競技会）に日程が終了した。結果は負けなしの7連勝で優勝した。15分−2分−15分のミニゲーム形式で行われる大会だが、毎年、この結果がインターハイ予選の前哨戦となる。試合内容も1試合を除いて前半で勝負を決める内容で、チームとしてもインターハイ予選2連覇の手ごたえを感じさせるものであった。この結果は冬の練習の成果の賜物と評価できる。レギュラー陣のがんばりもさることながら、雪かきなどチーム全体として練習環境を整えた成果でもあった。これにおごることなく、実力・人間的にも尾張一のチームに成長していきたいと思う。さて、残す大会もあと１つになった（これを勝ち上がれば県大会出場となり２つとなるが）。新人補強など他のチームが力をつけてくる中でわれわれもさらに力をつけ、尾張優勝を目指す。そして、その先にある県大会ベスト8以上がわれわれの目標である。県大会での壁は夏・冬に味わった。その壁をこえよう。まだまだ先にすすんでいこう。
2005/2/10 (Thu) 明日から
夜に降った雨でグランドコンディションは回復せず、今日は中学のグランドを借りて練習を行った。ＯＢ3名も参加し、最後の調整、確認をした。あとは本番でどれだけ自分たちの力を出し切ることができるか、いや、力以上のものを出すことが求められる。とことん勝敗にこだわり、全勝優勝を達成しよう。

その前の日記へ